就職氷河期に内定を勝ち取るために必要な“就活力”
就職氷河期に内定を勝ち取るために必要な“就活力”は、『面接力』
業種を限定せず、多くの企業を受けることです。
さらに厳しくなるとされる就職活動。
そんな中、どうしたら内定を獲得できるのか、その極意を就職氷河期に就職活動を体験した立場からアドバイスをもらいました。
極意その1: 「業種を限定せず、広い視野を持つ」
まずは、就職活動に取り組む視点です。
業種を絞るべきか2択で質問。
その結果、「業種を限定せず、広い視野を持つ(62.2%)」が、「目標を定めて業種を絞る(37.8%)」を大きく上回っています。
ただし男女別で差がありました。
男性は2つの項目がほぼ半数であるのに対して、女性は7割が限定しないことを勧めています。
就職環境の厳しさの違いがあるのでしょう。
Q3.就職活動は、どのような視点で取り組めば良いと思いますか。
目標を定めて業種を絞る31.0
目標を定めて業種を絞る44.6
目標を定めて業種を絞る37.8
業種を限定せず広い視野をもつ 69.0
業種を限定せず広い視野をもつ 55.4
業種を限定せず広い視野をもつ 62.2
極意その2: 「自分がやりたいことを明確にする」
「就職氷河期」に内定を獲得するために、とるべき行動について質問しました。
その結果、「自分がやりたいことを明確にする」を全体の54.4%が選択しています。
まずは自分がやりたいことを明確にし、それを軸として、広い視野を持った就職活動が重要ということのようです。
この項目では、男女別に大きな差はありませんでした。
その他英語力を身につける
希望職種の資格を取得する
早めに就職活動を開始する
多くの企業を受ける
自分がやりたいことを明確にする
極意その3: 「就職に必要なテクニックは、面接力」
視点と行動に続き、次に就職活動をする上で必要な「就活力」について質問。
その結果、「面接力」が圧倒的な支持を受け、全体の66.2%が選択。
2位以下は、「自己分析力(44.6%)」「忍耐力(23.2%)」が続きます。
面接における所作や話し方全てから、書類などでは分からない、その人自身のパーソナリティーがにじみ出ています。
面接でいかに、面接官の心に響く対応ができるかが、内定獲得の鍵になってくるのです。
Q5.就職氷河期に内定を獲得するために、必要な「就活力」を2つまでお選び下さい。
その他エントリーシートの書き方
業界・企業研究力課外活動や勉強などの実績
アピール力
忍耐力
自己分析力
面接力
極意その4: 「自分の希望する業種・職種でなくても就職すべき」
いくつも会社を受けたけど、結局、自分の希望する業種・職種の企業には受からなかった・・・。
そんなとき、就職すべきかどうかです。
就職氷河期世代の88.7%は「就職すべき」と回答しているのです。
就職活動中の方の中には、とりあえず非正規従業員になって再チャレンジを、と考える方もいると思います。
非正規従業員は低く評価されてしまうため、結局、正社員としての就職が難しくなってしまうことになります。
「とにかく一旦、正社員」になっておけば、自分の努力によって次のステップはいくらでも開かれるということになりますね。
Q6.自分の希望する業種・職種でなくても就職すべきだと思いますか。
就職すべき 92.4
就職すべき 85.0
就職すべき 88.7
就職すべきではない15.0
就職すべきではない11.3
就職すべきではない7.6
“正社員採用ゼロ”に物申す
採用継続は企業の将来のため
帝国データバンクの調査によると、採用を予定していない企業は45.9%にのぼることが明らかとなりました。
30.4%だったことから、15.5ポイント増加したことになります。
そこで、就職氷河期世代の方々に、“正社員採用ゼロ”とした企業に対してどう思うかを尋ねました。
その結果、最も多かった回答は「やむをえない」の42.1%でしたが、「企業の将来のために、一人でも採用すべきだ」がほぼ同数の39.2%。「企業の将来のため」との回答は、やや優等生的な回答ともとらえられますが、厳しい就職戦線を切り抜け社会人となって約10年が経過し、これまでの経験から導き出された回答ともいえそうなのです。
逆に、「就職活動中の学生のために一人でも採用すべき」という回答は、4.7%にとどまっているということで、学生は自力で打開せざるを得ないとの認識をもっているのです。